2013年7月13日土曜日

【禁断の領域】 今だからこそ、TFゾイドを想え


えー何日かサボっててすいませんでした・・・・

理由は、体調不良です。

夏風邪ってやつにかかってしまいましてね・・・・

大学入ってから、運動しなくなってどんどん体が弱ってるような(ぁ



TFゾイド・・・

メカ生体ゾイド末期に登場。 「変形合体」をするという特徴を持ってるんですが

とにかく人気もなく、また注目もされない、おかげで再販もされない、

かなり悲劇的なシリーズとして、そして急速に求心力を失っていった末期ゾイドの象徴ともいえる

今回は、そんな彼らについての記事です


続きを読むからどうぞ!






以前のこの記事にも関連するのですが

ゾイド30年の歩みを見て、その上で気づいたこと

ゾイドは様々なものに影響されて、商品展開を行なってきました

しかし、逆を言うと影響されなかったものもあります

その一つが、「変形合体」でした


初期のゾイドは、ガンダムから続くリアルロボットにモロに影響されてきました

しかし、ロボットアニメには必ずと言っていいほど行われる「変形合体」は

真似しませんでした


変形と合体

リアルロボットブームの頃も、当然のように行われてきた要素です

ガンダムは初代からやってるし、マクロスもイデオンも、ダンバイン、ザブングル、エルガイム・・・

更にはトランスフォーマーまで、変形合体はとにかく行われてきました

特にトランスフォーマーの影響はデカかった

初代ガンダムが変形を最小限にとどめていたのに、トランスフォーマーの影響を受けて

続編のZガンダムでは、敵味方問わずモビルスーツは変形するものばっかりでした



しかしゾイドは、長らく変形や合体を取り入れませんでした

理由は色々考えられますが、ゾイドってゼンマイやモーターのギミックがウリですから

あまり手動ギミックである変形合体には力を入れてないし、そもそも

モーターやゼンマイが入ってるから、入れようにも入れられなかったのでしょう。



(例外として、ベアファイターのアレを変形と呼ぶ場合もありますが、

形が変わると言うよりは姿勢が変わるという感じだし、ここでいう変形とは違いますよね




そんなわけで、ずっと硬派(?)に変形合体をしてこなかったゾイドですが

リアルロボットブームの衰退と同時にやはり売上が伸びなくなってきます。

そこで、ゾイド30年の歩みを見て、その上で気づいたこと  のナナシさんのコメントの通り

様々なおもちゃを参考にしながらゾイドは生き残ろうとします、が、それでも売上は上がらない・・・・



そして迎えた1990年、遂にTFゾイドをリリース。

禁断(?)の「変形合体」に手を染めます。

結果的に、この年のデス・キャットのリリースをもってゾイドは終了するわけですから、

「変形合体」は、もはや「最後の砦」「切り札」「奥の手」と、言って差し支えないのではないでしょうか?(笑






さて、そのTFゾイドであります。

これを知ったのは小学生の頃に公式ファンブック1を読んだ時ですね~

当時は「何これ!?すごく欲しい!」 でした。もう、一目惚れですよ(笑

まぁ、当時はまだ子供だったので、変形合体するゾイドなんかどストライクでした

というわけで、今回は完全に擁護派として書きますからね(笑



TFゾイドの欠点というと、メッキの使用&色使いのカッコ悪さ、ゾイドモードでのスタイルの悪さ、

そもそも変形合体ってリアルじゃねーし、の3つぐらいかな

ただ、色が悪いなんてのは末期のゾイドの殆どに当てはまるし、

リアルじゃないってのも、ねぇ

そもそも金属生命体という存在からしてリアルじゃないといえばリアルじゃないし、

そんなものは受け止め方次第でしょっと


スタイルが悪いのは・・・まぁその通り

ですが、スタイルが悪い分、このゾイドたちはきちんと変形してくれてます。

そのまんま乗っかったりとかじゃなくて、ちゃんとある程度武器っぽくなってから

合体してるのは好感が持てますね


また、意外と見た目通りに変形してないのも素晴らしい

というのは、例えばゴルゴランチャーってすごく厳ついじゃないですか

でも、変形するとレーダースキャナっていうなかなかおとなしそう(?)な感じになるし

ショットイーグルは、飛行パーツになるのかな?

と思わせておいて変形後はディスクボンバーという風に、なかなかうまく化けてくれます


しかも、この3体は変形合体だけではなく、

ミサイルやディスク、玉を飛ばす機能も付属しています。

動力を廃した分、プレイバリューはなかなか高そうな感じです


TFゾイド自体は3体で終了し、今現在もまるで黒歴史のように扱われていますが(笑

機獣新世紀ゾイドとなった頃、まるでこのTFゾイドを彷彿とさせる合体ゾイドが

多数現れたのもまた事実であります。

キラードームやジェットファルコン、そしてブロックス・・・・

ブロックスに限っては一時は完全に主力商品と化しましたからね!

これを考えれば、その先祖たるTFゾイドを粗末にはできんだろう



ただ、その機獣新世紀での合体ゾイドは

キラードームといいバスターイーグルといい、「変形して合体する」ではなく

そのまんま背中に乗っかってるようなものが多いんですよね・・・・

ブロックスに限っては「変形」ではなく、あれは「組み換え」でしょ?

そういう意味で行けば、見た目は悪くてもきちんと変形してくれたTFゾイドのほうが

数段優れていたとは思うのですが・・・・



発売してからというのもの、長らく語られる機会すらほとんど与えられて来なかったTFゾイド

しかし、機獣新世紀ゾイドにおいて「変形や合体も悪くはない」ということを証明してみせた

TFゾイドが悪かったのはデザインであってコンセプトではなかった

それがわかった今、我々はTFゾイドの再評価をすべきでは無いだろうか

そんな今だからこそ、改めてTFゾイドを想え




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