2013年10月22日火曜日

ファイブスター物語  感想(再掲載)


 (この記事は「Strange Rabbit」の記事の再掲載版です)


これは漫画の最初の章を劇場版としてアニメ化した作品です。

という訳でまずは漫画のレビューから書こうと思います。


続きを読むからどうぞ!







ハッキリ言いますが、この漫画はあんまりオススメできません

とにかく話がわかりにくい、絵が独特、トドメは作者の永野護氏が極度の遅筆であること

現在12巻(未完結)まで出ていますが、その12巻が出たのはなんと2006年!!

休載する漫画家といえばハンターハンターの冨樫氏がよく挙げられますが、その比ではありません

さらに、このお話は主人公天照とラキシスがジョーカー太陽星団を統一するための戦いの話なのですが

12巻現在では、その戦いが始まってすらいません(泣

あんまりのあんまりっぷりにファンからは「完結して」ではなく、

「せめて○○の話は書いて欲しい」「せめて○○の活躍するシーンを」という感じに・・・



と、散々ネガティブな事を語りましたが、

この漫画の評価すべき点はただひとつ「かっこいい」ですね

永野氏はもとはメカデザイナーでした。そのため、登場するMH(モーターヘッド)は

細部まで書き込まれており、とてもかっこいい。

そして、細かい設定でしょうか

漫画の最後に、ほぼ毎回設定を事細かに書いており、これを読むだけでも脳汁が噴出しますね

(そんな事してる暇があったら続きを書けと思うのだが)

騎士、ファティマ、MH、すべての要素がとんでもなくかっこいいです。

ストーリーも、わかりにくいのは確かですが、ある程度理解すると「なるほど」と

思えてきてとても面白いです。



さて、アニメ版ですが、こちらは漫画の1巻を映像化したものですね。

やはりわかりにくいのいで、原作を読んだ上で見たほうがいいのですが、

それにしてもこの映像版は欠点が見当たりません

大抵、漫画や小説を映像化したものはストーリーが省略されてあったりして、

原作を読んだあとに見ると微妙に感じてしまうことが多かったんですよ(少なくとも俺はね)

しかし、このアニメにはそれが全くありません。素晴らしいもんです。

あえて欠点を挙げるなら、MH戦が少ない点かな(ストーリー上仕方ないですけどね)



ここ最近、中二病の強い漫画といえば、ブリーチやとあるとかが挙げられます。

俺はこれらの作品も読んでみましたが、やはり中二病度(?)では

この永野護のファイブスターに遠く及ばないでしょう

色々と想像を掻き立ててくれる、そして「オタク」という人種ならば絶対にハマるであろう

最強の漫画だと思います。












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