2013年10月22日火曜日

機獣新世紀ゾイドにおけるヘルディガンナーは実はかなり弱かったんじゃないか論


先日、ヘルディガンナーのパイプを変えたんですが、

それ以降ヘルディガンナーがすごくかっこよく思えてしまって、素晴らしさを再確認している俺です(笑

やっぱこのデザインは伊達ではないですよ・・・・


で、そんなヘルディガンナーについて色々と調べている(特に機獣新世紀編)んですが

どこをどう読んでも、強いどころか弱いんじゃないか?としか思えなくなってですね

そんでこんな記事を書いてるわけです


続きを読むからどうぞ!





さて、ヘルディガンナーといえば、


ガイロス帝国軍の奇襲攻撃隊に配備されているイグアナ型水陸両用ゾイド。
中央大陸戦争末期、ニカイドス島を攻めるヘリック共和国軍の前に姿を現し、デッド・ボーダーと
共に共和国軍を奇襲して蹴散らした。その後も継続して運用され共和国軍と戦った。
当時のヘルディガンナーは機体の一部が薄緑色に発光しており、
これは暗黒大陸特有の鉱物「ディオハリコン」によるものである。

ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、西方大陸(エウロペ大陸)の環境に合わせた

仕様変更を受けた上で第二次大陸間戦争に唯一の旧ガイロスゾイドとして投入され、
ディオハリコンが無い為に第一次大陸間戦争時の性能には及ばないものの、
奇襲や破壊活動などで活躍した。荒涼とした大地の多い西方大陸においては
最もその地形に適した機体と言われている。
(ウィキペディアより)


大体こんなかんじですね

とにかく、メカ生体の頃はすごかったと、ディオハルコン搭載してあってすごかったと


機獣新世紀になると・・・・まぁそこまで大活躍!というわけでもないけども

西方大陸の地形に適してたから、そこそこ活躍したと、そういう感じですね。




こう書くと、まぁ悪くはないゾイドという印象があるのですが、

腐っても元暗黒軍ゾイドだというのに、大異変後はたとえディオハルコンの有無を抜きにしても

そこらへんのゼネバスゾイドたちに埋もれてしまうほどの弱体化をしてしまっていると思います。



さて、なぜそう思ったかというと、これはファンブック1のバトストを読むとわかると思いますが

活躍してません

冒頭の行軍シーンに1機のみが写っているだけで、ほとんど活躍していません



そもそも、この時の帝国は「何かしらの強いゾイドのお陰で勝っていた」わけではなくて、

「国家予算の60%を軍事につぎ込んでおり、惑星Zi屈指の軍事国家だった」と

「オリンポス山の占拠に成功した」から勝っていたわけです。

 まぁその快進撃を、ヘルディガンナーが支えていたと解釈できないでもないですが

バトストのどこをどう読んでも、活躍してるのはレッドホーン、ブラキオス、モルガあたりなんですよね

 そういうわけで、ヘルディガンナーの場合はそんなに強くなかったんじゃないかと

まぁ当時のガイロスの権力者がゼネバス寄りのプロイツェンですから、

ガイロス産のヘルディガンナーに活躍させまいとする陰謀・・・・とも考えられなくもないですが

そんな余計なことしてる余裕あったのかな・・・・?



さて、では弱体化の理由を考えて行きましょうか

設定を読む限りでは「ディオハルコンの有無」で片付けられていることが多いですが、

単純にそれだけで片付けていいのか?という疑問は少なからずあるわけで・・・・



①集光ビーム砲の有無

 実は最大の要因がここじゃないかな?と思います

ヘルディガンナーのスペックは、最高速度から大きさ、重量に至るまで、

大異変前と後でまったく変化していません。唯一といっていいほどの変化点がこれです。

背中の集光ビーム砲が、アサルトビーム砲に変わったこと


逆に言えば、ヘルディガンナーってこのビーム砲以外強そうな武装がありませんでしたから、

その虎の子のビームが弱体化すれば、ヘルディガンナー全体の戦闘力もそりゃあ下がるわな

と考えるのが普通なわけで・・・・

(ちなみに、無印のアニメでしっぽにレーザーカッターを搭載した迷彩ヘルディガンナーが

登場しましたが、これはビーム砲の弱体化をうけて、別の武装を搭載したという事なんかな?

そう考えると、かなり的を得ている強化方法といえるかもしれません)




②西方大陸での相性の悪さ

箱裏の解説では、「西方大陸決戦用に改良された」と書いてありますが、

そもそもヘルディガンナーは湿地帯用でゲリラ戦用の機体です

西方大陸では、コザム高地、レッドラスト(赤の砂漠)、フロント平地、

ミューズ森林地帯、ロブ平野・・・・と、なんか湿地帯が無さそうなんです


それと、ヘルディガンナーが水陸両用ってのもなんか中途半端だったのではないかと。

陸ならばモルガやイグアンでいいし、水中ならば当時最強だったブラキオスがいる。

「水陸両用」という器用貧乏さが、逆にヘルディガンナーの活躍を奪ったのではないかと



あと、ゲリラ戦用ってのも引っかかります

なにせ、この時のガイロスの戦術は、ゾイドの数で押すというゲリラとは似ても似つかない戦術

でしたからね・・・



 と、この2つが主な要因かなぁと思うわけです




が、やっぱりずーっと引っかかってるのが、「最高速度130km/h」という事なんですよ(笑

これは暗黒軍時代からずっと変化してないんですが、いくらなんでも遅すぎではないかと

モルガですら200km/h出せるというのに、130km/hはありえない・・・・

バリゲーターにすら負けてるんですよ!それで「奇襲ゾイド」とか嘘でしょ?としか思えないですね


開発側もわかってたのか、リヴァースセンチュリーでは最高速度180km/hまで引き上げられて

なんとかバリゲーター超えは果たしました。そこは良かったと思います。

ただ・・・それでも重武装なブラックライモスと同じでしかないわけで

ここは思い切って200km/hまで あげてもバチは当たらなかったろうに・・・と思います





0 件のコメント:

コメントを投稿