2013年10月28日月曜日

ZOIDSの現状:電動orゼンマイギミック物は受け入れられないのか



またゾイドオリジナル終了に関しての関連記事を


ゾイドの現状を考えると、電動やゼンマイ物は受け入れられないのか

という記事です


続きを読むからどうぞ!




 ゾイドオリジナル終了(っぽい)ということで、HMM休止の事もあって

ゾイド全体が急速に冷え込んでるような感じがしてるんですが

まぁ好意的に考えれば、まだHMMとMSSは生きているし、それらは好調(みたい)だし、

そう考えるとゾイドオリジナル”だけ”がダメだった、と考えてもいいのかもしれません


で、なぜそのゾイドオリジナルがダメだったのか、という理由に関しては

まぁいっぱいありすぎて・・・・・・なのは確かだと思います。

ただ、25周年の時のゾイドリヴァースセンチュリーも

尻切れで終了、つまりは失敗しているということを考えると、理由として浮かぶのは


「結局、電動orゼンマイギミック物は受け入れられないのではないか?」


のもあるんじゃないかと



そうは言ってもゾイドはゼンマイとモーターをウリにして展開していた商品であり、

今更それをなくすなんて出来ない!というのもわからんでもないです


しかし、現状でゾイドを購入しているのは、どう考えても20代前後より上の世代だらけなんですよ

その人たちに対して、ゼンマイやモーターギミックは必要ないんじゃないかと思うわけです


まぁこの意見は所詮はモデラー視点からの意見であることを先に断っておきますが

例えばプラモ屋に行った時、たまたまカッコイイロボットが目に入ると、

別に興味もないのに箱を手にとったりしてみたりすることは誰にでもあるんじゃないかと思います。

俺も、興味はないけどアーマードコアのプラモの箱を手にとって見たりします。

もちろんゾイドにも、それだけのポテンシャルはあると思います。

店頭ではなくても、例えばネットでたまたまゾイドの画像を見たとか、

雑誌で見た時なんかに「このロボットなんだろう?」となって、そのプラモが欲しくなった。

そういった時に、ゼンマイやモーターで動きます、よりも

手動ギミックがたくさんあったほうがモデラーには受けるのは当然であるのは確かだと思います。


ゼンマイやモーターギミックは、間違いなくゾイドファンには受ける要素であります。

しかし一方で、それだけではダメなんだと思う

本当にゾイドの復興を考えるならば、ここからさらなる新規ファンを獲得していくべきなんですよ。

その新規ファンの年齢層をどこにするか?と考えた時に、

小学生ぐらいがターゲットならば、ゼンマイやモーターでいいんですが、

中学生以上になるとそれではキツいと思うんですよね。

だからHMMとMSSのアプローチの方が正解なのでは・・・?というのが俺の意見です。



ただ、これはあくまで「ゾイドを広く普及させる」ための手段というか

言ってみれば今のガンダムのように、積極的に新しいファンを獲得していくためのやり方に近いですね

しかし、もう一つの道も無いこともなくて、

ボトムズのように、ほぼ旧ファン向け”のみ”の展開をしていくという道も残されてはいるんですが・・・・



まぁグリーでゲーム出したりしてるところを見るとトミー側としては

そんな考えは全くと言っていいほど無いんでしょうね・・・ハァ・・・・












7 件のコメント:

  1. ギミックの単純化も一因の気がしますね
    マッドサンダーやギガみたいな凝ったものより「リアルに歩行」だけのもの(凝ってないことはないんですが)が大半でマンネリ感が強かった…
    ワイツウルフやエナジーライガー、ムゲンライガーなんかもいましたけど

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    1. 「ギミックが単純化したから売れなくなった」のか「売れなくなったからギミックが単純化した」のかまではわかりませんけどね
      ただ、後期ゾイドの中でもゴジュラスギガやヴァルガなんかは素晴らしいギミックを持ってたし、
      ギミックを持っていないブロックスやSSゾイドとかも、なんとか新しい方向を模索しようとするのが感じられたので
      その辺は単純に「後期は悪い」みたいに言いたくはないですね

      それでも、いちゾイドファンとしては、
      アイアンコングやサラマンダーのような、これでもか!とギミックを放り込んだゾイドをもう一度見てみたいというのは思わないでもないですね

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  2. 電動もまぁ…別にいいんスけど、ホントに「それだけ」なんですよね。
    ゾイドオリジナルの復興を図るにしても、進化した技術をみせてくれるわけでもなく、実際「ただの再販」なんすよね。
    やる気がないのか、技術がないのか…。
    にわかに活気づいたゾイドブームに便乗した揚句がこれなので残念です…。

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    1. そういう意味で、リヴァースセンチュリーの頃はまだやる気があったのかなぁと
      ヴァルガやドスゴドスといったギミックや、バリゲーターTSみたいなゼンマイを電動化させるという
      新しい試みが為されていましたから。

      正直、ゾイドオリジナルにはそういったものが微塵も感じられなかったです。
      色変えとちょっとの新規パーツで、やってることはおっしゃるとおり「ただの再販」でした。
      いや、再販でも悪くはないんですが、ほとんどがHMMやMSSとバッティングしてたラインナップでしたし、
      どういう層に向けたシリーズなのかもわかりませんでした。

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  3. 自分は玩具としてのゾイド派なんですけど、今の売り方はやっぱり失敗だったと思いますね
    駆動系を出すなら小学館に頭を下げてもう一回コロコロで大きく打たなくちゃいけなかったと思います
    あとボトムズの展開を例に挙げてますが、リヴァセンは機体はいいですが価格がアレですし、あの頃からそんな路線を始めていたと思います
    ボトムズと違うのは信者の数や購買力の差かと思います

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    1. リバセンの頃からあの路線を~ってのは同意ですね。リバセンは新規ファンの獲得のことは微塵も
      考えてないようなラインナップとお値段でした。
      それでも、新規ゾイドがあったし、復刻ゾイドも「今まで復刻されてなかったものを」というコンセプトで復刻されていたので
      ゾイドオリジナルに比べればなんぼかマシだったとは思います。

      コロコロでPRするっていうのはいい案ですが、イナイレやダン戦を押しのけてゾイドが人気になるというのは
      ちょっと厳しいかもです。ガンダムでさえコロコロで微妙だったし、正直、今の子供にリアルロボットがウケるのか
      というとやっぱり微妙な感じが・・・
      いっその事ボンボンが生き残っていれば・・・・とも思います

      最後にボトムズの件ですが、信者の数や購買力はゾイドとあまり変わらないと思うんですよね。
      ただボトムズは、ほとんどの映像作品がちゃんとアストラギウス銀河の一つの年表になってるし、
      それでいて毎回主人公キリコの「むせる話」に仕上がっている、ブレない事が評価されてるのではないかと思います。
      ゾイドはもうね・・・違う世界とパラレルワールド何回やるんだよ・・・という感じがもう・・・・
      そういうのを考えるとやっぱりサンライズは商売が上手いですね~

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  4. はじめまして、司恩といいます。
    ゾイド失墜は組み立てるトイが海外で受け入れなかった点と、動力のコスト増加があると思います。
    昔と違って完成品も増えて選択肢も増えましたし、シェアを一定以上確保できなくなったようです。

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