2013年12月16日月曜日

ロボを語ろう! 第一回「死を呼ぶ恐竜」デスザウラー(再掲載)




改めて言うまでもないと思いますが、管理人はロボットが大好きです。

そんな中でも特に好きなロボットについて、熱く語ろうじゃないか、というのがこの企画です。


第一回は「死を呼ぶ恐竜」「ゼネバスの切り札」「共和国首都を一夜で火の海に~」と

伝説を持つ、まさに最強のゾイド、デスザウラーです!


記事上部「Read more」からどうぞ!






<デスザウラーとは?>

ZAC2044年の中央大陸戦争時に、ゼネバス帝国が国力の全てを傾けて開発し、多くの帝国ゾイドを創り上げてきたドン・ホバート博士によって生み出された最強無敵の恐竜型超巨大ゾイド。ヘリック共和国側から「死を呼ぶ恐竜」と恐れられ、誕生時はそれまで共和国側に劣勢だった帝国側軍事バランスを、一気に優勢へ傾けた程の圧倒的な戦闘力を誇った。(ウィキペディアより抜粋)


管理人がゾイドの存在を初めて知ったのは、「機獣新世紀ゾイド」のスタート時でした。

当時、おもちゃ売り場に並んでいたゾイド達を見て一目ぼれしたのを、今でも鮮明に覚えています。

gorudos.jpg

なんといっても箱の写真でしょう。

初期ゾイドはこのようなジオラマ写真を使って、ミリタリーっぽさを前面に押し立てていました。

当時、俺はまだ小学校低学年で、ミクロマンとビーストウォーズ、そして

戦隊ヒーローの合体ロボぐらいしか見たことないわけで、この箱写真には強烈なインパクトを

与えられました。

まぁ、ミリタリーチックなロボなんていうのはガンダムから始まってダグラムやらボトムズやら

散々やりつくされてきたジャンルであって、そういう意味ではゾイドは珍しくもなんともない

のですが、当時の俺はボトムズダグラムなんか知りもせず、ガンダムはSDしか知らないわけで

これは衝撃的だったわけです。



で、ゾイドにハマっていきました。

やっぱゾイドはリアルで好きでした。

ちなみに、この時は一応共和国派でした。

まぁ、当時のシリーズ展開が共和国=善で帝国=悪だったからなんですが、にしても安直だったなぁ・・・



だがしかし、そんな共和国派の俺を脅かす存在が登場する・・・

それが、デスザウラーであった・・・

death_20121209023918.jpg

当時の共和国最強ゾイドは「ゴジュラス」

で、デスザウラーというと、そのゴジュラスを数機まとめて破壊できる!と

ありえないぐらい強い設定が加算されていました・・・・・

かつての「ミクロマン」「ビーストウォーズ」「仮面ライダー」「戦隊ヒーロー」

そのどの作品にも、ここまで強い敵キャラクターは存在しませんでした。まさに絶望でした。



まず、格闘性能。これだけでもゴジュラスより数段上です。

さらにデスザウラーは「超重装甲」を持っています。当時の共和国ゾイドの中で、これを打ち抜ける

ゾイドは存在しませんでした。この時点で相当なチートっぷりです。

そして、大きさ

デスザウラーの箱は他のどのゾイドよりも大きく、また値段も高かったので、

まさに最強ゾイドでした。



そして、極めつけがひとつ




「荷電粒子砲」




デスザウラーが装備していた最強の兵器で、溶かすでも打ち砕くでもなく、

ただ命中した物体を「消滅させる」。


唯一、背中のオーロラインテークファンだけが弱点とされていましたが、

のちに登場したストームソーダーでさえこれの攻撃は「難しい」とされていました。



と、書いていくと「最強」である理論づけがしっかりとされてあって

このあたりが本当に素晴らしいと思います。



ただ、当時のバトルストーリーによると「現在は絶滅状態」であるとのこと

しかし、だからといって安堵するのは早い

バトルストーリーが掲載されている「公式ファンブック1」にはこんな一文が


「帝国がデスザウラーを復活させるとき、それはそのまま共和国最後の日に繋がるのだ。」


当時の共和国派の小学生を震え上がらせた1文であろう。

しかも、その「公式ファンブック」ではデスザウラーのプロトタイプが登場

これを見ると、復活はもう時間の問題に見えてくる・・ああ恐ろしい・・・




ちなみに、これは小学生の頃からずっと思っていたことですが、

デスザウラーは顔の造詣が本当に秀逸だと思います。

クリアパーツの中に機械モールドがびっちり

そしてその中に赤く輝く真一文字の不気味な瞳・・・


death2.jpg


「メカ生体ゾイド」では、デスザウラーよりも強いゾイドとして

キングゴジュラスだのギルベイダーだのがガンガン登場しました。

しかしその復刻版である「機獣新世紀ゾイド」では、デスザウラーを超えるゾイドは

マッドサンダーが出たぐらいで、それ以上は出ていません。

これはデスザウラーに最大限の敬意が払われているとともに、平成ゾイド世代に対して

デスザウラーを神格化させた最大の要因だと思いますね。



ここでもう一度、冒頭の画像を

death_20121209023918.jpg

デスザウラーのジオラマ写真は数あれど、これが一番好きですね。

燃える町をバックに、煽りの位置からデスザウラーを映しており、とてもいいと思います。

何回これをおもちゃ屋さんで眺めながら、ため息をついたことか・・・


結局最後まで、俺がデスザウラーを購入することはありませんでした。

今思うと何でなんだろう・・? 確かに共和国派でしたが、帝国ゾイドもそれなりに好きで

アイアンコングやジェノブレイカー、デススティンガーとか持ってたのに・・・




だから、最後に一言

「トミーさん、再販してよぉ・・・」






2014 2/9 追記:

と、この記事を書いたのは1年と半年前

ゾイド30周年の記念でもデスザウラーの再販はならず、

まぁ例外として(?)Dスタは出たんですが、やっぱり本家デス様を仰ぎたいです・・・








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