2014年3月17日月曜日

ラーゼフォン 多元変奏曲 感想(再掲載)



今回はラーゼフォンの劇場版「多元変奏曲」です!

続きを読むからどうぞ!






「劇場版があったので借りてみた」という感じです

特に予習とか何もせずに観ました。


テレビアニメの劇場版といえば二種類あって、「総集編」か「本編の続編」なんですが

今回は「総編集」の方でした


しかし、この「多元変奏曲」は総編集といっても、ただの総編集ではない!

本編で省かれていたシーンを追加し、本編の補足とも言える内容で

あのフクザツなストーリーをうまいこと2時間に収め切っています!これはすごい!


内容は綾人と遥を思いっきりクローズアップした内容で、この2人の恋愛が物語となっています

そのため、戦闘シーンとかはなるべく少なめ、ですが

あえてラブストーリーに徹しているので、違和感はないです


本編がいきなりインベーダー襲来で、綾人が謎につつまれた世界のことを知っていく・・・

という○ヴァンゲリオン方式だったのに対して(ぁ

劇場版はラブストーリーなので、受ける印象が違っているのも面白いと思いますね

劇場版は、綾人と遥が中学校(?)の頃から話が始まりますが

アレ結構重要なシーンですよね? どうしてそれを本編でやらなかったのか



ただ、劇場版は正直ネタバレになってしまうので

テレビ版から見るのがいいと思いますね


もう一つ気になったのは、

本編第19楽章「ブルーフレンド」

これはラーゼフォンの中でも最高との呼び声の高い話ですが、こちらは劇場版でもしっかり入っています

やっぱり、そういう「視聴者の声」なんかも反映されているのか・・・・・?

この部分の戦闘シーンの構成自体はそのまんまでしたが、作画が向上していて

「悲劇」が全面的に出ているのが素晴らしい!

本編では朝比奈が綾人に好意があるのかないのかこの回までいまいちわからない感じでしたが

劇場版ではそこらへんもしっかりと描写されてあって素晴らしい!



全体的に見て、ロボットアニメとしては物足りない部分もありますが

本編からラブストーリーな部分だけを凝縮して、2時間にまとめ上げた

そう言う意味で、本当に素晴らしい総集編になっていると思います

正直言うと俺は本編のあの雰囲気も好きなので、どっちが好きかと聞かれると悩むところですが

完成度では圧倒的に劇場版に軍配が上がると思います

本編よりもよりわかりやすくなっているので、本編見てわかりにくいと思った方は是非!












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