2014年3月5日水曜日

ゲームレビュー「FIFAトータルフットボール2」(再掲載)

今回はこのゲームです!


続きを読むからどうぞ!










どんなゲーム?

サッカーゲームですね。ウィイレみたいなもんだと思ってくれればいいです





褒める点

多いですよ(ぁ





①安い!&特典DVD付属

安いというのは定価での話です

PS2のゲームは、大体が7000円で、高いやつだと9000円ぐらいしたのですが、

このゲームはなんと定価で3000円と非常にリーズナブルです。

しかもDVD付属と、とってもお買い得でした

ほぼ同時期のサカつくが確か7000円だったかな?それと比較してもかなり安い

今となってはどうでもいいですが、当時はこれのおかげで

「安いから・・まぁ」と、各種レビュー記事の評価が甘かったのを覚えています。





②恐ろしい数の登録チーム数&全選手が実名で登場


おそらくこのゲーム最大の魅力はここでしょう

ナショナルチームと、クラブチームが登場しますが、

そのクラブチームがやたらめったら多い!!


ちょっと書いてみますね

・イタリア1部 セリエA
・イタリア2部 セリエB
・イングランド1部 FAプレミアリーグ
・イングランド2部 イングランドリーグC
・フランス1部 リーグD1
・フランス2部 リーグD2
・ドイツ1部 ブンデスリーガD1
・ドイツ2部 ブンデスリーガD2
・スペイン1部 スパニッシュプレミア
・スペイン2部 スパニッシュゼグンダ
・ポルトガル ポルトゲーゼリーガ
・オランダ オランダリーグ
・イングランド3部 イングランドリーグD1
・イングランド4部 イングランドリーグD2
・スコットランド スコットランドリーグ
・オーストリア オーストリアリーガ
・ベルギー ベルギーリーグ
・デンマーク デンマークリーグ
・ノルウェー ノルウェーリーグ
・スウェーデン スウェーデンD1
・スイス スイスアウスポ
・ブラジル ブラジルリーグ
・アメリカ MLS
・メキシコ メキシコリーグ
・韓国 Kリーグ
・その他


と、まぁ無駄に多い!!

イングランド4部とか、アメリカ韓国とか誰得なんだよ!!と言いたくなるほどのチーム数

しかも全部実名ですからね、これが本当に恐ろしい・・・

バルト3国も揃っちゃってるし・・・




③無駄にリアルなフランチャイズモード


そしてもう一つ、このゲーム(いい意味での)頭のおかしい点が


フランチャイズモードというのが存在します。

これは、好きなチームを一つ選んで、そのチームでリーグやカップ戦を戦ったり、

選手の移籍をしたりと、まぁウィイレのマスターリーグだと思ってください


ただ、マスターリーグとは違う点が少々


マスターリーグは、「マスターリーグ」に参戦して戦いますが、フランチャイズモードでは

たとえばレアルマドリーならスパニッシュプレミア、ACミランならセリエAという風に

そのチームが実際に所属しているリーグに参戦します。リアルです。

もちろん、マスターリーグのように参戦前に選手を変更したり、オリジナルチームで参戦したり

みたいなのはできない仕様になってますね



そして、ここからが本題


マスターリーグでは、お金は試合の結果に応じて支払われます。

しかし、フランチャイズモードでは、お金はスポンサーと放映権と観客動員数から

支払われます。リアルです。

そのため、たとえばアウェーゲームだとお金が手に入りません。それどころか月末には給料が

支払われるため、しばしばマイナスになることもありますね・・・

また、お金でスタジアムを強化して動員数増加に繋げたり、医療施設を強化したりと

これまたリアルなことが味わえます・・・

ウィイレよりも、やることが多いですが、それだけやっぱり楽しいですね。






悪い点

まぁありますね






①古い

しょうがない点ですが、まぁスポーツゲームにとってこれは致命的だったりします。

このゲームは確か2004あたりだったかな・・?

ちょうどレアルマドリーにロビーニョが加入する前で、ジダンが引退前で、

シェフチェンコが全盛期で、チェルシーが強豪になった頃で

Fトーレスはまだアトレティコで、中田がフィレンツェで・・・・


これはこれでむしろ魅力的かもしれない(ぁ


圧巻なのはレアルマドリーですか

ちょうど「銀河系軍団」と呼ばれていた頃で、物凄い豪華ですね

FWにラウル、ロナウド、オーウェン

MFにジダン、ベッカム、フィーゴ

DFにロベカル、GKはカシージャス

グティとモリエンテスが控えですからね・・・凄い・・






②意味の無い「オフ・ザ・ボール・コマンド」



トータルフットボールシリーズの特徴として、この「オフ・ザ・ボール・コマンド」があります。

これはボールを持っていない選手を動かすという画期的なもの

しかし、使うには事前に選手一人ひとりに動きをインプットしなければならず、しかも

その動きをどのキーに割り当てたか暗記しなければならず、とてつもなくめんどくさいです


そしてこの「トータルフットボール2」には、それを解消すべく

「ルックアップ」という機能が追加されました。

それはR2ボタンを押すことで、その場に応じたコマンドをコンピュータが実行するというもの


しかし、この機能はやっぱりダメで、

「コンピュータが実行」はいいですが、結局コンピュータが何の動きをしているかを

事前に暗記しておかなければならず、これまためんどくさい。

それにR2を押しても、実行されるのは若干タイムラグがあります

もうそんなんだったらそんなんしなくてもとっととドリブルで切り込むか

パスつないでラインを押し上げたほうが遥かにとくです。

実際、これを使わなくてもコンピュータには勝てます


当初、これをウリにしていたEAですが、

後のFIFAシリーズであんまり宣伝してないのを見ると、もう廃案になったのかな?

それぐらい、いらない機能ですね








③チームセレクトが謎



先ほど、「チームが多い!」と書きましたが、勘のいい方なら気づいたはず、

そう、「Jリーグが無い」!!

韓国アメリカノルウェーメキシコがあるのに、Jリーグが無い!!

その他の中にも無い!!


まぁ、ウィイレでいうところの「ワールド版」に相当するゲームですから

ないのは仕方ないですが、それにしては返す返すも韓国アメリカいらんだろうと

そう言いたいですね・・・



それから、ナショナルチームが謎です

アジアからは日本と中国しかありません・・・何故中国・・・?


それから、オランダがいません!

大体「トータルフットボール」とは、元は74年W杯で、オランダが使った戦術のことで、

それでなぜオランダ代表がないのか理解に苦しみます。

その割には、ブルガリアとか北アイルランドとかルーマニアとか

マイナーな国がやたらあっておかしいですね

この時期のゲームには珍しくオーストラリアがあるのも、謎です(当時はオセアニア扱いでした






④必勝パターンの存在


このゲームはとにかく「正面からのシュートが決まらない」のと「守備が堅い」です

これ自体は特にわるいことではありません、

しかし、これを逆手に取った戦術をすれば、大体勝てます!!



まず、正面突破は難しいので、サイドから攻めましょう。

ペナルティエリアの横にきたらすかさず○ボタン クロスを上げます

あとはヘディングor胸トラップからのシュートで決めます。

これを繰り返すことによって大体勝てます。すばらしい、けどおかしい。


コツはとにかく「繰り返すこと」

中央が開いているからといって中央突破したり、切り込んだりしてはいけません

とにかくクロスボール! それだけをやりましょう

これで大体勝てますね。



これは欠点なのか・・・?






総評

変な所に力を入れているゲームだと思いますが、そこまで悪くないと思います。

実はPS2を買ったとき、同時に買ったゲームであり、とても思い出補正が激しいゲームです(ぁ

なのでこのレビューはあんまりアテにならないかな・・・?










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