2014年12月8日月曜日

2014FIFAワールドカップ 準決勝 ブラジル☓ドイツ


今年も残り一ヶ月を切りましたが、いろんなニュースがありましたね。

サッカーに限ってもいろんなニュースがありました。

今ですとJリーグが色々と面白いことになってますね。

天皇杯の決勝にJ2の山形が行ったり、優勝候補()のセレッソがJ2降格したり、

その山形が昇格プレーオフで劇的な勝ち越しゴールを決めたり・・・・・


海外もいろいろあったみたいですね。

今だと・・・・ドルトムント最下位!!?? 信じられん・・・・


と、まぁいろいろあった2014年ですが、一番のニュースと言えば絶対これだろうなぁ

FIFAワールドカップ準決勝、ブラジルVSドイツの試合です






今年のワールドカップは・・・・なんだかんだで半分以上の試合を見ています。

毎日毎日試合が夜中にあるので、生活リズムが崩れまくりで大変でしたよ。ええ。



で、今回の試合の両チーム、ブラジルとドイツについて


ブラジルは、まぁ開催国だし、コンフェデの優勝国だし、普通に優勝候補として扱われていました。

ここまでの試合は、クロアチア、メキシコに苦戦したものの、

それでも一応はグループリーグを首位通過しました。

決勝トーナメントの初戦はチリ。

個人的には、FIFA13でチリのビダルやらイスラにはお世話になったので

チリを応援してたのですが、なんとPK戦までもつれ込む大接戦でしたね。

結果はブラジルがPKを制して勝ち上がったのですが・・・・・


個人的には、正直なところ

このPK戦のブラジルを見ていて「メンタルの弱そうなチームだな」と思ったものです。

つーか延長線の途中頃から、死んだような顔してプレーしてるし、

PKになったら、キャプテンのチアゴシウバはずっと顔うずめてるし、

2番めに蹴った奴は外した途端、自力で立ち上がれないほど落ち込んでるし

なんとかPKに勝ったあとは、もう優勝したかの様な騒ぎだし・・・・


いやもちろん、選手たちがものすごいプレッシャーのなかでやってるというのは

わかるし、「そこまで文句言うならお前がやれ」と言われたら絶対できないんですが、

それにしても、まだまだ決勝トーナメントの初戦だというのにここまで狼狽してると、

他人ごとながら、この後勝ち上がっていっても大丈夫なのか・・・?とは思ってしまいますね。

このメンタルが後に、あんな事になるとは・・・・・・・・・



一方、ドイツの方は、

初戦のポルトガル戦こそ、4-0の大勝で飾ったりしてグループリーグは首位通過したものの、

決勝トーナメントの初戦、アルジェリア戦でまさかの大苦戦をしてました。

俺はアルジェリアの試合は見てなかったので、ドイツにとっては余裕だろうと思ってたんですが、

意外や意外、アルジェリアもなかなかいいチーム・・・・てなどころか

あのドイツを延長戦まで引きずり込み、しかもその延長線で

なんどもなんどもチャンスを作っていたのは本当に素晴らしいと思います。

もしもドイツのGKがノイアーでなければ、アルジェリアは勝っていたのではないでしょうか?

ここで消えてしまったのが惜しいチームでした。アルジェリア。



と、まぁ両者共に、優勝候補でグループリーグは首位通過ながら、

それなりに苦戦はしてここまで残ったチームと言う感じかな。




さて、肝心の試合

この試合は、ブラジル側はネイマールとチアゴシウバを欠いていたので、

そういう意味ではドイツ有利かなぁという感じはしてました。

しかし、キックオフしてから数分間はブラジルが圧倒的に押していて、

さすがのドイツも、ホームのブラジル相手ではキツイかなーとか思ってました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・10分後までは


次第にドイツがチャンスを作り始め・・・と思っていたその時、

コーナーキックのチャンスからミュラーが先制!

マークをうまいこと外してからのシュートでしたね~いやー本当にすごい


とは言ってもまだ1-0

まだ試合はわからない・・・・と思っていたらその12分後またゴールが決まる

 あのロナウドが持つ大会通算得点記録を更新するゴ~ル


確かこの時実況だか解説の人が言ってたんですが、

「一番嫌な形で、一番嫌なやつに決められたゴール」なんですよねこれが

先制点はコーナーキックからだったので、まだ「ディフェンスラインを完全に崩されたゴール

ではなかった」のですが、このゴールは違った

ミスからとはいえ、中央を切り崩されてからのゴールだったので、

ディフェンスの選手からすれば最悪だったろう。

しかも、このゴールでブラジルの英雄ロナウドの記録を更新されて・・・・って

考えれば考えるほどブラジルにとっては最悪なゴールだ。うん。


そしてこの、23分から29分の間、わずか6分間の間に、

ブラジルは立て続けに3ゴールを許してしまう。


中立である我々、もしくはドイツファンにとっては最高の瞬間だったけども、

ブラジルファンからすれば考えうる限りの最悪の結末だったに違いない。

たしかこの辺りで、中継の国際映像が観客席で号泣してるブラジルの少年を映してたんですよね。

そりゃ見てるこっちは楽しいけど、だんだんブラジルがかわいそうになってくるわけで・・・・



最悪のゴールでディフェンスが崩壊して、3点を失ってしまった。

それはわかるんだけど、だからといって6分間で3失点とは何なのか

そこらへんの草サッカーとか、小学生の試合ならわからんでもないけど、

これはプロの試合、しかも世界最高峰の、ワールドカップの、準決勝ですよと



結果として、前半はこのままで終了。 前半終了時のスコアは5-0

サッカーにはK.Oもコールドもないけど、これに関してはあっても良かったんじゃないかと思う

誰の目にも勝負は明らかだった



後半は・・・・・もはやただの消化試合みたいな雰囲気だった

ドイツは、ハーフタイムでセンターバックのフメルスを下げる。

これはもう、誰がどう考えても「温存」でしょう。

でなければフメルスを下げる意味がわからない


ブラジルは、ここで2人を替えてより攻撃に出る・・・・つもりはつもりなんだろうけど、

いまいち咬み合わないというか、ドイツにうまいこと流されてるというか、そんな感じ。

明らかにドイツのディフェンダー陣は手を抜いていたので、

なんとかチャンスは作れていたんですが、それでも最後の壁

GKノイアーを崩せない。

もう本当に、ノイアーだけは終始ガチでしたよね~

一人だけスコアを知らないみたいな(笑


さて、結果としては後半にドイツが更に2点を追加。

決めたのは後半から出場したシュールレでした。この人も割りとガチでやってましたね・・・・

ドイツの前線は、シュールレとミュラーだけがガチでやってたんですが、

その2人だけでかなりブラジルを混乱させれてたんだからすごい

・・・・・と言うよりは、ブラジルが勝手に混乱してただけか・・・

試合終了間際、ブラジルのオスカルが一点を返すものの、それで試合は終了。

最終的なスコアは7-1


さて、ブラジルの最大得点差での敗北記録はウルグアイに0-6で敗れた試合のものらしいです。

で、この試合は1920年に行われた試合らしいんですが・・・・

ところで、第一回FIFAワールドカップが開催されたのは1930年

ワールドカップ開催年の10年前の記録が、それから100年近く経って更新されるとは・・・・



さて、最後に、

かつてゲーリー・リネカーが残した名言で締めくくろうと思う

 
「フットボールは単純だ。22人がボールを奪い合い、最後はドイツが勝つ」


まったくもってそのとおりだと、この試合の後ふと思ったもんです








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